「新車試乗インプレッション」と「自動車批評」を主とするBLOGですが、ここに記されているレポートは鵜呑みにせず、ご自身で何事も検証してください。自己検証が大事だ、と言い続けたいブログなのです。 キミたちはもっと利口にならなければ、利口になろうと思わなければならない!

Monthly Talk 201212


01 Dec 2012



 人間の行動パターンには慣例というものがある。いつもなんの疑いもなく、あるいはそれがもっとも都合が良いと思い込んで繰り返している行動というものがある。それに気がつけていれば慣例は打ち破ることが出来るが、これがなかなか気がつけないから慣例なのでもあるのだろう。俗にマンネリ打破なんていう言葉があるが、それをするにもこの慣例というのは意識に留めておく必要はありそうだ。


 その慣例が、何らかの利益や幸せを生んでいるならまだいいだろう。しかし、気がつかぬ領域で執り行われているこの慣例のせいで不利益不幸を生んでいる可能性もあるらしい。人間の習慣、慣れ、無意識とは怖いものである。


 僕にもそれはきっとあるんだろう・・・と思うことにした。僕にもマンネリを打破してブレークスルーしなければならない、あるいは、したいことはある。ということはやはり脳内慣例につかさどられているなにかがあるということだ。慣例の外に出るのは、真冬の布団の中から朝一番起き上がるときの勇気と同じくらいのものはあるだろう。


 慣れ親しんでいることを、ある意味否定した上で、新たな何かを初めて取り入れよう、執り行おうとするのだから、それはそれ相応に勇気や決断も必要だろう。しかしそれはもしかすると楽しいことかもしれない。新たな自分、新たな考え、価値観を自分の中に生み出し見出そうという行為に他ならないから。自分の人生にページ数が増える、と言い換えてもいいかもしれない。それだけ才知を豊かに出来る行為なら喜んでスキップでもしながら向かっていっていいんじゃないかと思う。


 いいと思って始めたことも時間が経てば旧くなり、硬直化する。だから定期的にこの脳内慣例はメインテナンスする必要があるのだと思う。そのことを常に監視しタイミングを見計らうのはじつは大変な作業だ。脳内CPUを常にウルトラフル回転させていなければいけないかもしれない。だからそれはきっと凡人にはムリなことなんだろう。この僕もそうだろう。しかし、気がつけたときにいかに素直にその気づきに反応し、自己検証をおこなえるかはとても大事だと思う。人として、どれだけ柔軟であるか、ということに尽きる。


 人間四十にもなると脳内慣例なんてきっといくつも出来上がっていて、それでどんどんアタマが堅くなり、ジジイ、ババア一直線だ。アタマがまだ柔らかいうちに人間の脳ミソのこうした性質に気がつけておいたほうがいい。そいつを教えるのが、一つの重要な教育なのだと僕は思うんだけど。





前田恵祐


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