「新車試乗インプレッション」と「自動車批評」を主とするBLOGですが、ここに記されているレポートは鵜呑みにせず、ご自身で何事も検証してください。自己検証が大事だ、と言い続けたいブログなのです。 キミたちはもっと利口にならなければ、利口になろうと思わなければならない!

生身の人間を基準に考えるべきだ



昨今立て続けに発生している痛ましい事故について



 無免許の少年が夜通し走り回り、居眠りの末人の列に突っ込んだ死傷事故をはじめ、このところ痛ましい交通事故が折り重なるように発生し、報道されていたところに、今日また居眠りによるバス事故が発生したのは周知のとおりである。



 警察により原因が調べられ、しかるべき法律により罰則を適用され、裁かれ、つぐなっていくことになるのだろう。


 私は交通事故が減ることはあってもなくなるものではないと思っている。少なくともそう思っていたほうがいい。所詮人間はやり損ないをする未完の動物だから、事故は起こりうる。起こっていいことではないが、起こらないとは誰も言い切れない。運転する者としても、また同時に歩行者や搭乗者としても、そのように心積もりを、あるいは注意力を持つ必要はあり、その結果命は奪われる可能性を否定できない。


 人間は、ただ頭の打ち所を間違えるだけで、誤解を恐れずに言うなら「簡単に死ぬ」、弱い動物である。歩いていて受身が取れなかったとか、自転車に乗っていて転んだとか、それだけで死ぬ人はいる。だから、時速100キロという途方もない遠心力を持った動体の中にあって、そこが100パーセント安全と誰が言い切れるのか。また、自重1トンにもなる鉄の塊が、そんな生身の人間に激突すればどんな結果になるか、考えなくてもわかることではないか。


 何度も述べるが、生身の人間はきわめて弱い。その原則に則って自動車というものと付き合わない限りは、こうした痛ましい大量死傷事故は後を絶たないだろう。自動車とはそうした性質の道具なのだと、改めて認識してもらいたい。乗るときも、また歩いていてすれ違ったり追い抜かれたりする時も、いかなる時も自動車は人にとって便利な移動体でありながら、同時にあまりにありていな言い方だが、きわめて危険で不幸な凶器なのであるということを忘れないで欲しい。



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前田恵祐


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