「新車試乗インプレッション」と「自動車批評」を主とするBLOGですが、ここに記されているレポートは鵜呑みにせず、ご自身で何事も検証してください。自己検証が大事だ、と言い続けたいブログなのです。 キミたちはもっと利口にならなければ、利口になろうと思わなければならない!

93エストリル



晩秋のエストリルを行くマーティン・ブランドルとリジェJS39の後期型。


イタリアGPが終わると秋が深まって澄み渡った空と爽やかな海風吹くイベリア半島決戦、
ポルトガルはエストリルサーキットでヨーロッパラウンドを終えていた当時のF1。
マシーンは成熟しドライバーとチームの仕事も佳境に突入する頃。
この93年エストリルは前戦でマクラーレンを去ったマイケル・アンドレッティに代わり、
控え選手でジレにジレていたミカ・ハッキネンの実践登場、
アラン・プロストの引退表明などビッグニュースも。
プロストの引退も意外だったけれど、
ハッキネンの、あの突撃特攻隊。
予選からセナを上回って、キレにキレてましたね。
そしてレースは1コーナー大外から伏兵アレジがトップを奪い、
ハッキネンとの火の出るような大バトル。


このレースは本当に見ていて面白かった。


結局ハッキネンはアレジに接近しすぎて乱気流から姿勢を乱してクラッシュ。
そのアレジも2セット目のタイアが思うようにグリップせずペースダウン。
最後は手堅くタイアを温存したシューマッハがプロストを凌ぎきってこの年唯一の勝利。
最後のプロストの追い上げ、シューマッハへの肉迫も鬼気迫るものがありました。
プロストはこのレース2位でチャンピオンを取ったけれど、
結局最後の勝利は中盤ドイツグランプリだったんですね。
圧勝というより、セナも非力なマシーンで速かったし、シューマッハも手ごわく、
プロストとしてはシーズン前のシナリオどおりではなかったでしょう。
そうそう、キレていたといえば、
ベネトンのパトレーゼに突っ込まれたディレック・ワーウィックがキレてましたっけ。
グローブ地面に投げつけて(笑


で、なんでリジェの画像なのか。


なんせわたしはこの年、リジェ・マニアでした。
速くて優勝確定のチーム、ドライバーより、中堅どころでかき回してくれそうな人たちが好き。
前年までリジェはヘロヘロだったけれど、
この年はウイリアムズからセミオートマを購入していたり、
ルノーV10のエンジンスペックもウイリアムズと同等のものだったりと、
確実にイケそうな手応えはシーズン前からあって、
それはマーティン・ブランドル、マーク・ブランデルのMBコンビという
ドライバー布陣からも想像できた。
で、その実開幕キャラミではブランデルが3位表彰台。
ブランドルもイモラで3位。
マニクールでは予選3、4番手でルノー1、2、3、4。


そんな活躍を予期してか、ちょうどこの年の開幕前に買った最初の愛車、
MR2(初号機)のボディカラーはメタリックの入ったフレンチブルー。
ええ。ターボ付きでね、ルノーエンジンみたいに速かったですよ、初心者マークで。
ライバルはもっぱらR32タイプMで、第三京浜で駆逐するのが趣味でした(笑
一度アオられて、素直に譲ったかに見せて実はアオり返しの抜き返し(!)
ヤな初心者だこと。
でも、非常に楽しかったです。


今のF1でもこういう抜きつ抜かれつが見られるといいんですけどねー(強引なオチだ)


良い子は真似しないように。














前田恵祐


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